高峯山展望台整備始まる

 芽接ぎ以来久々の更新となってしまいました(^^;)(ついでに作業は11月30日だったりします^^;)

 関係者の皆様には首を長くして新着記事を待っていただいたのかなと勝手に思ってます(^^;)
 
 といっても、今回は”山桜”をこよなく愛する、”酸葉さん”に代り、(財)日本花の会桜川支部のスタッフがお届けします(^^)/

 早速”桜”の話題をお届けします! 

 その前に、いまさらですが復習の意味も込めて(財)日本花の会桜川支部では、

 『子どもたちの体験学習実施や、地域住民が主体となって、山々に自生する山桜を活用した森林環境保全・景観づくり活動を実施することにより、自生の山桜など森林景観の美しさ・すばらしさを伝え、森林の重要性・多様性を知らしめる。』

を目的として活動を行っています。

 そんななか、今年から始まった「茨城県元気な森林づくり活動事業」の支援を受け、山桜の自生地である高峯山の自然を多くの人々に見ていただくことを目的に、展望台及び進入路の整備、周辺森林の下刈り・間伐や枯倒木の撤去作業が本格的に始まりました! 

 これまでの小学校での学習や、芽接ぎ会に続き、去る11月30日、(財)日本花の会桜川支部は高峯山展望台付近の整備を開始しました。

 なお、今回の事業にはサクラサク里プロジェクトと地元である平沢地区の他に、高峯MTBワールド及び桜川アウトドアプロジェクトも協力しています。


まずは朝のミーティングです

 その前に宮司さんが塩とお神酒で、安全祈願をしてくれました。安心して間伐や下草刈りできますね(^^)/

 さて、第1回目の活動は、展望台直下の林道周辺の除草と間伐です。

 参加者は、総勢15名(?)だったと思います。

 これだけ揃うと作業もはかどりますね(^^)/


どこの山林でもそうでしょうけど、、、手付かずですねぇ

 画像のとおり、普段管理されていない森林は篠や様々な雑草、特に葛や藤等ツル性植物が繁茂し、また、かつてのように定期的計画的に間伐していないために、大きく成長しすぎた樹木が無秩序に生えています。

 これでは現在自生している山桜にいい影響があるとは思えません。
 
 そこで景観に不適切な樹木を選んで間伐します。



 
 

 伐採する樹木は主に杉・檜等の常緑針葉樹及び樫等の常緑広葉樹です。

 落葉樹については、成長しすぎて他の樹木に悪影響を与えかねない樹のみ伐採します。

 また、枝に絡みつくツル植物もできるかぎり撤去し、根元を覆う雑草も刈り取ります。


コーヒーブレイク(-。-)y-゜゜゜

 これによって樹木の間隔を広げて枝を張る空間を確保すると共に、森林内の通風を良くし、根元への日照を確保できるようになるため、樹木の健康状態を改善し成長を促すことになるでしょう。


2枚目の画像と比べると、、、


3枚目の画像と比べると、、、


 
 


 
 

 今後の整備は来年3月まで月1~2回を予定しています。

 来年のサクラの時季までには、今までより良い景観を見せる事ができるよう、整備活動を続けていくつもりです。

↑今年の春の様子です

 来春とはいかないと思いますが、数年も経てば山桜も生長して、それはそれはスゴイことになること間違いなしですね!

 皆様お楽しみに。というか自分が一番楽しみです。

 
 

PS.
(財)日本花の会桜川支部ですが、法人に関する法律の変更により来年度より名称を「桜川日本花の会」に変更にします。

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